国立医学部を目指す受験は、科目数が多く難易度も高いため、早い段階から計画的な学習と的確なサポートが必要です。独学だけでは限界を感じる受験生も少なくありません。
そんな時に頼りになるのが、医学部受験に特化した塾や予備校です。本記事では、2025年の国立医学部合格を目指す方におすすめの塾・予備校を7校ご紹介します。
成増塾

| 会社・学校名 | 株式会社スプリングス |
|---|---|
| 住所 | 新宿区高田馬場1-28-3 工新ビル3F |
| 電話番号 | 03-5285-0554 |
数ある塾や予備校の中でも、成績に自信がない段階から国立医学部合格を目指す生徒を数多く送り出してきたのが「成増塾」です。以下では、成増塾の特徴や魅力についてご紹介します。
校舎
成増校:板橋区成増2-17-10 タカスビル4F
高田馬場校:新宿区高田馬場1-28-3 工新ビル3F
下高井戸校:杉並区下高井戸1-1-6 第15通南ビル2F
西葛西校:江戸川区西葛西3-15-9 共栄ビル8F
白金台校:港区白金台3-14-4 LBビルディング3F
おすすめポイント
1クラス平均4名の少人数制で丁寧に指導
経験豊富なプロ講師が直接授業を担当
学期途中からの入塾にも対応しやすい柔軟な体制
授業外でもメールやLINEで24時間質問可能
生徒の学力に合わせた教材を講師が選定
特徴
成増塾は1996年に東京・成増で開校し、現在は都内5カ所に教室を展開しています。開校当初から少人数制を大切にし、現在も1クラスの平均はわずか4名です。
大人数では見過ごされがちな小さなつまずきや疑問にも素早く対応できる環境が整っており、生徒一人ひとりの理解度を確実に引き上げることを目指しています。
授業は受験界で評価の高いプロ講師が担当し、基礎から応用までを段階的に指導します。生徒の理解度や弱点に合わせて内容を調整するため、医学部合格に必要な応用力と実践力を無理なく養うことが可能です。
さらに、授業外でも講師に直接質問できる24時間対応のサポート体制が用意されており、疑問をその場で解消しながら学習を進められます。学期途中からでも授業に合流できる柔軟さも魅力で、スタートの遅れを心配せず学び始められる点は受験生にとって安心材料となるでしょう。
国立医学部を目指す受験生が安心して学習を継続できる環境が整った塾といえます。
メディカルラボ

| 会社・学校名 | 株式会社キョーイク |
|---|---|
| 住所 | 愛知県名古屋市中村区名駅4-6-17 名古屋ビルディング6F |
| 電話番号 | – |
医学部受験は合格ラインが高く、効率のよい学習と手厚いサポートが欠かせません。そんな中で注目されているのが、医学部専門予備校の「メディカルラボ」です。ここでは、メディカルラボのおすすめポイントと特徴をご紹介します。
校舎
東京お茶の水校:東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティアカデミア 5F
東京新宿校:東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー22F
東京池袋校:東京都豊島区西池袋1-11-1 メトロポリタンプラザビル オフィスタワー11F
東京立川校:東京都立川市曙町2-34-7 ファーレイーストビル 4F
おすすめポイント
医学部受験に特化した完全個別指導スタイル
生徒ごとに専用カリキュラムを作成し効率的に学習
医学部累計合格者数10,000名を誇る豊富な実績
2025年度は医学部医学科1,234名の合格者を輩出
プロ講師が一人ひとりの弱点克服と得点力向上を徹底サポート
特徴
メディカルラボは「絶対、医師になる」という受験生の強い想いを叶えることを使命とした医系専門予備校です。
最大の特徴は1対1の完全個別指導であることです。大人数クラスでは得られないきめ細かなサポートを実現し、一人ひとりの学力や志望校に合わせた最短ルートで合格へ導きます。
授業はすべてプロ講師が担当し、受験科目ごとの苦手を効率よく克服しながら得意科目をさらに伸ばせるように指導します。生徒の理解度や進度を細かく把握し、必要に応じてカリキュラムを柔軟に変更できるため、途中で志望校を見直すケースにもスムーズに対応可能です。
また、担任が学習計画の管理だけでなくメンタル面も支えることで、受験期特有の不安や焦りに寄り添いながら、生徒が集中して学習を続けられる環境を整えています。
このように授業・サポート・戦略が一体となり、確実な学力向上と安定した受験対策を実現します。その結果、メディカルラボは2025年度入試において医学部医学科1,234名を含む最終合格者1,368名を輩出し、医系専門予備校として合格者数No.1の実績を誇ります。
富士学院

| 会社・学校名 | 富士学院 |
|---|---|
| 住所 | 東京都千代田区神田淡路町2-23 菅山ビル2F(総合受付) |
| 電話番号 | 0120-01-9179 |
医学部合格には、高い学力だけでなく、学習環境やサポート体制も大切です。数ある医系予備校の中で、高い合格率を誇り、多くの受験生に選ばれているのが「富士学院」です。ここでは、富士学院のおすすめポイントと特徴を紹介します。
校舎
東京御茶ノ水校:東京都千代田区神田淡路町2-23 菅山ビル2F
東京十条校:東京都北区中十条2-9-13
おすすめポイント
医学部医学科専願者の実数合格率は毎年50%以上を維持
国公立医学部医学科では過去6年間の平均合格率が80%台と高水準
現役生から浪人生まで幅広く受け入れ、現役合格実績も多数
学力を問わず入学可能で、基礎から徹底サポート
来校が難しい生徒向けにオンライン個別指導も実施
特徴
富士学院は「生徒一人ひとりの成長に真剣に向き合う」という理念のもと、日々の指導に取り組んでいます。
入学時に学力を問わず、多くの生徒を基礎から育て上げてきました。その結果、医学部医学科専願者の合格率は例年50%を超え、2024年度は622名中363名(合格率58.4%)が合格しています。
国公立医学部に限っても、2025年度は133名中118名が合格(合格率88.7%)するなど、医系予備校の中でも際立った成果をあげています。
学院には現役生と浪人生が共に学ぶ環境が整い、高卒生が本気で勉強する姿が現役生に大きな刺激を与えています。
さらに、遠方に住む生徒や来校が難しい事情がある場合には、オンラインでの個別指導も受講可能です。これにより、国内外を問わず幅広い地域の生徒が同様の質の高い指導を受けられます。
このように富士学院は、学力や環境にかかわらず「医学部を目指したい」という気持ちに応える体制を築き、高い実績を誇る予備校として多くの受験生の信頼を集めています。
メビオ

| 会社・学校名 | 株式会社メビオ |
|---|---|
| 住所 | 大阪市中央区石町2-3-12 |
| 電話番号 | 0120-146-156 |
医学部専門予備校の「メビオ」は、徹底した授業量と経験豊富な講師陣によるサポートで、毎年多くの医学部志望者を合格へ導いています。ここでは、メビオのおすすめポイントと特徴を詳しくご紹介します。
校舎
大阪府大阪市中央区石町2丁目3-12 ベルヴォア天満橋
おすすめポイント
専属の常勤講師が40名在籍し、そのうち30名以上が東大・京大出身
講師の多くは医学部受験指導歴10年以上のベテラン揃い
1コマ3時間半・週6日で年間約1,800時間の学習時間を確保
入試直前まで授業を継続し、現地での前日授業にも対応
1クラス9名以下の少人数制で一人ひとりに目が届く指導体制
特徴
メビオは、専属の常勤講師が40名体制で指導を行っており、そのうち30名以上が東京大学や京都大学出身です。
もちろん学歴だけでなく、医学部受験指導歴10年以上の講師が多数在籍しており、長年の経験と分析に基づいた指導が強みです。
医学部合格には膨大な学習時間が必要とされるため、メビオでは1コマ3時間半の長時間授業を取り入れています。1日7時間、週6日の授業を継続し、年間で約1,800時間という圧倒的な学習時間を確保します。
最後の入試が終わる3月まで授業を続け、必要に応じて入試会場近くに拠点を設け、前日にも授業を行う徹底ぶりです。
さらに、受験する大学ごとに独自の「大学別直前テキスト」を作成し、過去の出題傾向を踏まえた対策を行います。これにより、生徒は志望校の入試に合わせた最適な勉強が可能となり、実際に問題が的中した例も少なくありません。
クラスは9名以下の少人数制で、一人ひとりの理解度を把握しやすい環境が整っています。知識を詰め込むだけではなく、考える力を養いながら応用力を高める指導を実践し、難関の医学部入試を突破できる実力を育てます。
医学部専門予備校YMS

| 会社・学校名 | 株式会社YMS |
|---|---|
| 住所 | 東京都渋谷区代々木1-37-14 |
| 電話番号 | 03-3370-0410 |
「医学部専門予備校YMS」は、医学部受験に特化した指導体制と豊富な合格実績で、全国から多くの受験生が集まっています。ここでは、YMSのおすすめポイントと特徴を詳しく紹介します。
校舎
東京都渋谷区代々木1-37-14
おすすめポイント
集団授業と担任制を組み合わせた効率的かつ個別性のある指導
医学部入試に精通した専任講師が日々の学習を丁寧にサポート
生徒の学習ノートまで細かく確認するきめ細かな指導体制
独自の「医のアート」授業により二次試験合格率は70%超
アットホームな環境で、卒業生同士の交流やネットワークも充実
特徴
医学部専門予備校YMSは、集団指導の効率性と個別指導の柔軟性を融合させた独自の学習スタイルが特徴です。
授業を担当するのは医学部入試に精通した専任講師で、生徒一人ひとりの学習状況を把握し、担任制を通じて細やかなサポートを行います。毎日の学習ノートを講師が確認し、進捗や理解度を丁寧にフォローするため、計画的な学習が習慣化しやすい点も強みです。
特に注目されるのが、YMS独自の授業「医のアート」です。一般的に50%程度といわれる医学部二次試験の合格率を70%以上にまで引き上げており、面接や小論文など人物評価が重視される試験対策に効果を発揮しています。
また、学校推薦型や総合型、地域枠など多様な入試方式に対応できる「推薦本科」では、過去の合格者から得られる受験データを活用した実践的な指導が行われています。
さらに、YMSは毎年私立医学部の解答速報を独自に作成し、最新の出題傾向を即座に分析して翌年の教材に反映させています。こうした迅速な情報収集と教材の更新は、受験生にとって大きな強みです。
教室は予備校らしい緊張感がありながらも、アットホームな雰囲気を大切にしています。卒業生とのつながりも深く、先輩たちの体験談やアドバイスを得られるのも魅力のひとつです。
GHS予備校

| 会社・学校名 | 学校法人駿河台学園 |
|---|---|
| 住所 | 東京都千代田区神田駿河台2-9-8 |
| 電話番号 | 0120-55-2418 |
「GHS予備校」は、成績に自信がない受験生でも大きく伸びる指導方針を持ち、少人数制による徹底した学習サポートで国立医学部合格を目指せる予備校です。ここでは、GHS予備校のおすすめポイントと特徴を紹介します。
校舎
東京都新宿区西新宿7-16-7 西新宿手塚ビル3F
おすすめポイント
国立大学医学部・難関大コースの定員は20名
私立医学部専門コースは10名のみの超少人数制
記憶力に頼らず、将来につながる「本物の学力」を養成
体系的に考える力を育てる独自の学習方法で成績を大きく伸ばす
成績と志望校の差が大きい生徒でも飛躍的な成長をサポート
特徴
GHS予備校は、「現在の成績と志望校との間に大きな差がある」と悩む受験生に寄り添い、合格への道を切り開くことを目的とした予備校です。
国立大学医学部・難関大コースは総定員20名、私立医学部専門コースは10名という極めて少人数で運営されており、生徒一人ひとりの弱点や学習ペースに合わせたきめ細やかな指導が期待できます。
また、GHS予備校が重視するのは、単なる暗記ではなく「本物の学力」を身につけることです。
記憶力だけに頼る学習では将来に活かせる知識が残らないと考え、知識の習得を土台にしたうえで、問題を体系的に理解し、自分で考えて解決する力を養う指導を行っています。
こうした方針により、成績が伸び悩んでいた生徒が飛躍的に学力を伸ばすケースも少なくありません。
さらに、GHS予備校では教科ごとの知識を断片的に学ぶのではなく、より広い視野でつなげて考えられる学習方法を採用しています。これにより、複雑な問題にも柔軟に対応できる応用力を育成し、医学部入試で求められる高度な思考力を養うことができます。
少人数制ならではの丁寧な指導と、本質的な学力を伸ばす教育方針が、GHS予備校の大きな魅力です。
駿台予備校

| 会社・学校名 | 学校法人駿河台学園 |
|---|---|
| 住所 | 東京都千代田区神田駿河台2-9-8 |
| 電話番号 | 0120-55-2418 |
「駿台予備校」は長い歴史と実績を誇り、医学部受験に特化したコースと充実したサポートで多くの合格者を送り出しています。ここでは、駿台予備校のおすすめポイントと特徴について詳しく紹介します。
校舎
市谷校舎:東京都新宿区市谷八幡町15-3
池袋校:東京都豊島区南池袋2-19-8
立川校:東京都立川市柴崎町3-5-17
町田校:東京都町田市原町田6-16-8
おすすめポイント
毎年多くの医学部医学科合格者を輩出
医学部志望者向けに28種類の専門コースを設置
開校100年以上の実績で培った独自のテキストとコーチング指導
各地の校舎に経験豊富な学習コーチが在籍
医学部に特化した指導経験豊富な講師陣による徹底サポート
特徴
駿台予備校は「医学部に強い駿台」として知られ、毎年多くの国公立・私立医学部への合格者を輩出しています。
2024年度には国公立大学医学部医学科1,867名、私立大学医学部医学科2,359名が合格するなど、圧倒的な実績を誇ります。
駿台の魅力のひとつは、医学部を目指す受験生のために用意された28種類の専門コースです。志望校や学力レベルに合わせた最適なコースを選べるため、効率的かつ的確に受験対策を進めることができます。
さらに、駿台は創立から100年以上にわたり蓄積されたノウハウを活かし、受験に必要な力を養成します。独自のテキストは最新の入試傾向を反映し、長年培った指導法によって、基礎から応用まで段階的に学力を伸ばすことが可能です。
また、駿台には医学部志望者専用の「市谷校舎」があり、専門スタッフが常駐しています。経験豊富な学習コーチによる進路指導や学習管理が行われ、生徒が安心して勉強に集中できる環境が整っています。
加えて、自習室や質問対応など学習支援が充実している点も魅力です。医学部を目指す受験生にとって、駿台予備校は歴史ある実績と幅広いコース設定、そして学習環境の充実がそろった心強い選択肢といえるでしょう。
まとめ
国立医学部を目指すには、志望校に合わせた対策と、自分に合った学習環境を選ぶことが合格への近道です。
今回ご紹介した7つの塾・予備校は、少人数制によるきめ細やかな指導や、個別カリキュラム、圧倒的な学習時間、長年の合格実績など、それぞれ異なる強みを持っています。
どの予備校も受験生一人ひとりの課題に向き合い、効率的に学力を伸ばすための工夫がされています。
国立医学部入試は難易度が高く、計画的な学習と万全なサポートが欠かせません。自分の学力や生活スタイルに合った予備校を選び、体験授業や説明会を活用してじっくり比較検討することが大切です。