一般的に高額な費用がかかる医学部の予備校に、できるだけ費用を抑えて入りたいと考える人も多いと思います。この記事では、学費が安い医学部の予備校を、成増塾、医学部予備校エースアカデミー、東京メディカル学院の順に3つ紹介します。それぞれの予備校の学費やおすすめポイントなどをくわしくみていきましょう。
成増塾
学校名 | 成増塾 |
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住所(高田馬場校) | 新宿区高田馬場1-28-3 工新ビル3F |
入学金 | 【高卒生】 12万1,000円(税込) 【現役生】 3万6,300円(税込) |
年間授業料 | 【高卒生】 集団授業コース:33万円(税込)/1科目 +教材費:4万9,500円(税込) 完全個別指導コース:88万円(税込)/1科目 +専用自習室年間利用料(コース問わず希望者のみ):18万1,500円(税込) 【現役生】 |
まずは、成増塾のおすすめポイントをふたつ紹介します。
一般的な医学部予備校の三分の一の授業料
ひとつ目は、高卒部の集団授業コースであれば、一般的な医学部予備校(総額500万円)の三分の一以下の授業料で受講できることです。
具体的なコース料金は、入塾金12万1,000円(税込)+授業料が1科目につき年間36万3,000円(税込)です。支払いは、前期・後期で分納することも可能ですが、年間一括で支払うと1割引になるというメリットがあります。
また、入塾金と授業料に加えて、各科目の年間教材費が5万4,450円(税込)かかります。なお、別途料金として年間18万1,500円(税込)支払えば、専用の自習室を使用することも可能です。
授業回数は、1講座につき半期20回・年間40回で、1科目につき週1回3時間行われます。なお、前期が4月~8月、後期が9月~1月となります。そのほかのコースとしては、高卒部の完全個別指導コースや中学部・高校部などもあります。
授業料以外の追加料金はかからない
ふたつ目は、授業料以外の追加料金はかからないことです。成増塾の高卒部を年間フルセット(英・数×2、理×2)で受講すると、大手の予備校よりは多少割高になります。ただし、一クラスの定員が8名程度なので非常に手厚い指導を受けられるという特徴があります。
また、費用を抑えたい場合には、数学ⅠAⅡBと数学Ⅲを半期ずつ利用するなどの工夫が可能であり、受講していない時期は講師の指導のもとに自習室で勉強ができます。その際、ほかの塾のように追加料金がかかることはないので安心です。また、希望によっては1科目だけの受講も可能です。
医学部予備校エースアカデミー
学校名 | 医学部予備校エースアカデミー |
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住所 | 東京都神田小川町1丁目6−1 |
入学金(高2・高1・中学生) | 5万5,000円(税込) |
月間授業料(高2・高1・中学生) | 5万5,000円(税込) |
次に、医学部予備校エースアカデミーのおすすめポイントをふたつ紹介します。
実績のある予備校で最も安い学費を実現
ひとつ目は、実績のある予備校の中で最も安い学費を実現していることです。価格設定は、浪人生・再受講生の特待生であれば、入塾金5万5,000円(税込)+授業料月5万5,000円(税込)、それ以外なら、入塾金5万5,000円(税込)+授業料月11万円(税込)です。
中・高校生なら入塾金が5万5,000円(税込)で、授業料は通塾回数や学年で異なりますが、月5万5,000円(税込)~7万7,000円(税込)、ZOOM面談なしの通信指導コースであれば入塾金は無料で、授業料が月3万3,000円(税込)となります。
そのほかの短期講習代や合宿代、面接・小論文対策や願書の添削などの追加料金は一切かかりません。使用する参考書や問題集は市販のものを自分で購入する必要がありますが、高額なテキスト代の請求などはないので安心です。
通塾回数は、浪人生・再受験生なら週3回、高3生なら週3回か週2回が選択でき、高1生、高2生、中学生は週2回です。なお、1回の授業時間は3時間です。
医学部合格のための無料プレゼントもある
ふたつ目は、医学部に合格するための資料とウェブセミナー動画を無料でプレゼントしていることです。
資料は充実の10種類を用意しています。内容は、合格チェックリスト、参考書一覧とスケジュール例、偏差値ランキング、共通テストボーダー、私立医学部の学費ランキング、推薦入試情報、私立医学部の面接・小論文の過去問題集など入試に役立つ情報が満載です。そのほか、医学部予備校の選び方と注意点、小中学生の保護者の間違った思いこみ7選や合格した生徒からのメッセージなどもつきます。
ウェブセミナー動画は、450名以上の合格者を指導してきたエースアカデミーの塾長が解説してくれます。共通テストのボーダー対策、面接・小論文対策、国立と私立の対策の違いなどに加えて、入りやすい医学部や受験校の選び方なども解説してくれます。
東京メディカル学院
学校名 | 東京メディカル学院 |
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住所 | 東京都中野区中野2-11-6 |
入学金(現役生) | 5万5,000円(税込) |
年間授業料(現役生) | 93万5,000円(税込) |
最後に、東京メディカル学院のおすすめポイントをふたつ紹介します。
無駄な広告を省いて生徒に還元
ひとつ目は、生徒が支払った学費を無駄な広告に使用していないことです。『頂いた学費は生徒に時間をかけて指導することで還元する』という信念のもと、学費は無料の夜間訓練指導などにあてられます。駅看板や新聞広告などがないため知名度は低いものの、2023年までの20年間は学費の値上げをしていないという特徴があります。
また、ベテランのプロ講師が、少人数クラスで一人ひとりの生徒に親身に指導してくれるのが強みです。
具体的な金額についても紹介しましょう。高卒生であれば、入学金11万円(税込)+設備維持費22万円(税込)+年間授業料165万円(税込)の総額198万円(税込)です。現役生であれば、入学金5万5,000円(税込)+設備維持費5万5,000円(税込)+年間授業料82万5,000円(税込)の総額93万5,000円(税込)です。なお、この料金でも支払いが難しい場合には、予算に応じてさまざまな方法を検討してもらえます。
1対1個別指導料金もある
ふたつ目は、1対1の個別指導料金も設定されていることです。高卒生であれば、入学金11万円(税込)+設備維持費22万円(税込)に加えて、プロ講師の指導なら1コマ80分で1万5,000円(税込)、学生講師の指導なら1コマ80分で1万1,000円(税込)を支払うことになります。
一方、現役生であれば、入学金5万5,000円(税込)+設備維持費5万5,000円(税込)に加えて、プロ講師の指導なら1コマ80分で1万5,000円(税込)、学生講師の指導なら1コマ80分で1万1,000円(税込)を支払うことになります。どちらも日時は自由に設定でき、プロ講師なら志望校ごとの対策が可能なこと、学生講師なら基礎分野の理解力を高められることが魅力です。
まとめ
予備校に通うメリットは、合格に必要なカリキュラムが組まれていること、合格率を高めるノウハウが豊富なこと、講師や仲間と学習することでモチベーションややる気が維持できることなどです。この記事では、学費が安い医学部の予備校を、成増塾、医学部予備校エースアカデミー、東京メディカル学院の順に、学費やおすすめポイントなどもふくめて3つ紹介しました。参考にしていただければ幸いです。