学校名 | 医学部専門予備校・野田クルゼ |
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住所 | 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-8 瀬川ビルディング5F |
入学金 | 20万円(税込) |
年間授業料(総合コース) | 232万5,000円〜324万8,000円(税込) |
野田クルゼは医学部合格を目指す受験生専用の予備校です。これまで数多くの合格者を輩出してきた実績と歴史を誇り、生徒や保護者からの信頼が高い予備校として知られています。今回は野田クルゼの特徴や指導方針、コース別の学費などについて詳しく解説するため、医学部受験を検討している人はぜひ参考にしてください。
伝統と歴史を持つ医学部予備校
野田クルゼは、開校以来のべ4,300人以上の医学部合格者を輩出している伝統・歴史ある医学部予備校です。ここでは、野田クルゼの歴史について詳しく解説します。
野田クルゼの伝統と歴史
野田クルゼは1970年に開校した伝統ある会社です。50年以上もの歴史を積み重ねてこられたのは、医学部予備校としての確かな実績が評価されている証であるといえます。野田クルゼの卒業生が親となり、自身の子どもを連れて入校相談に来校するケースも増えています。
医学部受験は高い学力や継続した学習が必要であるのは大前提ですが、一方で、合格には情報戦を制する必要があることでも有名です。野田クルゼではこれまでの歴史の中で培ってきた確かな指導ノウハウと高い情報収集力を最大限に活かし、生徒たちの医学部受験をしっかりとサポートしています。
卒業生の紹介広告を7年間にわたり採用
野田クルゼは1998年から2005年まで、卒業生紹介をメインとした広告・テレビCMを打ち出していました。卒業生たちは現在も医療現場の第一線で活躍している医師であり、卒業生との強いネットワークを活かせるのも野田クルゼの魅力であるといえるでしょう。
個別指導に力を入れている
野田クルゼでは、集団授業以外に個別指導も取り入れています。個別指導を採用する意義や特徴、メリットは以下の通りです。
個別指導の必要性とは
野田クルゼは少人数授業を基本としていますが、得意分野・苦手分野や受験勉強における傾向、必要な対策は生徒によって異なります。そのため、野田クルゼでは、苦手や弱点を残さず対策できるよう、個別特訓指導を取り入れているのが特徴です。
苦手や弱点の対策は、遅くなれば遅くなるほど合格への大きな障害となり得ます。苦手意識を持っている科目、なかなか点数が伸びない科目を完全マンツーマンの個別特訓指導にて早期に克服することで、学習のペースがつかみやすくなります。また、個別指導では苦手科目の克服以外にも、志望校に的を絞った重点的な対策などにも活用できるのがうれしいポイントです。
生徒ひとりひとりに合った講師を選べる
野田クルゼの個別指導では、生徒自身が各講師の授業を受けたうえで個別指導についてもらう講師を選択できます。自分の性格や個性に合う相性のよい講師を自ら選べるため、学習にも意欲的に取り組むことが可能です。また、講師は生徒の学力や得意・不得意もしっかりと把握しているため、ひとりひとりに寄り添ったていねいな指導ができます。
学力・ニーズに応じた内容を選択できる
個別指導は弱点克服のために活用する以外にも、得点源である得意科目を極めたい、どこから手を付けるべきかアドバイスしてほしいなど、さまざまなニーズに応じた利用の仕方ができます。学習の方向性や内容についてアドバイスしてほしいという場合には、利用するテキスト選びから学習計画の立案までサポート可能です。また、テスト前の強化学習をしたいなどのスポット利用にも対応しています。そのほか、論文対策や二次対策なども可能です。
授業と併用することで学習効率がアップする
個人指導の担当は集団授業を受け持つ講師でもあるため、指導する生徒の学力や弱点、伸ばすべき科目・分野などを熟知しています。通常の授業と併用して同じ講師に個別指導を担当してもらうことで、学習効率を上げて確実に合格に近づけます。
勉強に集中できる学生寮を完備
野田クルゼの特徴は、遠方から校舎に通う生徒のため、勉強に集中できる学生寮を完備している点です。ここでは、野田クルゼの学生寮について詳しく解説します。
医学部合格を目指す仲間と切磋琢磨できる
野田クルゼの学生寮には、当然医学部合格を目指す生徒のみが暮らしています。同じ夢・目標に向かって努力する仲間と切磋琢磨しながら過ごすことで、厳しい合格までの道のりも前向きに乗り越えられるでしょう。
家具・家電完備ですぐに入居可能
野田クルゼの学生寮では、すべての部屋に家具・家電が完備されています。勉強のための机や椅子はもちろん、ベッドやタンス、洗濯機、冷蔵庫、本棚などが置かれています。最小限の荷物と労力で引越しが完了するため、入居当日から勉強に集中することが可能です。
ラウンジや自習室などの学習環境が整っている
寮には個人の部屋以外に共有スペースが設置されています。自習室やラウンジでは校舎と同じように学習できるため、帰宅後に自分の部屋以外で勉強したい人のもうれしいポイントです。
安心して暮らせる工夫が数多く盛り込まれている
野田クルゼの寮はセキュリティ対策にも優れており、オートロック付きで女性でも安心して暮らせます。親身になってくれる寮母さんやカウンセリング室を用いたカウンセリングなどで、メンタル面のサポートにも力を入れています。
野田クルゼの学費と優待認定制度を紹介
野田クルゼでは、現役生・高卒生それぞれに複数のコースを用意しているのが特徴です。ここでは、各コースの学費と優待認定制度について解説します。
現役生の学費
現役生は全コース共通で入学金3万3,000円(税込)と、1講座ごとに4,400円(税込)の教材費が必要です。月謝は1講座で1万8,205円(税込)ですが、受講数が増えるごとに1講座あたりの金額が安くなります。また、個別指導コースは1時間で月謝9,790円(税込)です。
高卒生の学費
高卒生の集団授業コースは全コース共通で入学金20万円(税込)と、国立医進コース・スーパー選抜コースでは教材費が13万2,000円(税込)、総合コースでは22万円(税込)必要です。そのほかにも施設費や授業料がかかり、入学時の総額は国立医進コースで96万5,000円(税込)、スーパー選抜コースで143万1,000円(税込)、総合コースでは232万5,000円〜324万8,000円(税込)の支払いが必要となります。さらに、高卒生の個別指導コースでは、全コース共通で入学金10万円(税込)と、施設費約24〜26万円(税込)がかかります。
選べる3つの学費優待制度を利用可能
野田クルゼでは、高卒生を対象として学力診断・模試成績認定・1次合格認定の3種類の学費優待制度を用意しているのが魅力です。優待認定試験は複数回チャレンジ可能であり、認定条件を満たすことでさまざまな優待制度を利用可能です。優待を受ければ最大約92万円お得に入学できるため、少しでも費用を抑えて学びたい人には非常にうれしい制度となります。
まとめ
今回は、野田クルゼの特徴や指導方針、学生寮、学費などについて詳しく解説しました。野田クルゼは創業50年以上の歴史と伝統ある医学部専門予備校であり、これまで4,300人もの生徒たちを医学部合格に導いてきました。集団授業を担当する講師が個別指導も取り入れており、苦手克服はもちろん勉強の進め方や得点源の確保など、生徒ひとりひとりのニーズに合わせて指導を活用できるのがうれしいポイントです。また、野田クルゼでは遠方から通学する生徒も勉強に集中できるよう学生寮を設けており、医学部合格を目指す仲間たちと切磋琢磨しながら前向きに・継続して受験勉強に取り組める環境を整えています。さらに、高卒生であれば学費優待制度の認定試験を受けられ、合格すればお得に指導を受けることが可能です。