子どもの受験や学習を支えるために、塾・予備校の利用を検討されているご家庭は多いのではないでしょうか。
近年、従来型の「講師が教え、生徒が聞く」という授業スタイルに加え、学習計画の立案・管理やメンタル面のケアまでを含めた「コーチング」という指導アプローチが注目を集めています。
ということで今回は株式会社NEXERと共同で、事前調査で「塾や予備校に通わせたことがある子どもがいる」と回答した全国の男女200名を対象に「教育や受験における『コーチング』」についてのアンケートをおこないました。
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年3月30日 ~ 4月9日
調査対象者:事前調査で「塾や予備校に通わせたことがある子どもがいる」と回答した全国の男女
有効回答:200サンプル
質問内容:
- 質問1:「コーチング」という言葉をご存じですか?
- 質問2:教育や受験における「コーチング」にどのようなイメージをお持ちですか?(複数選択可)
- 質問3:子供の学習において、「学習管理や伴走サポート(コーチング)」はどの程度重要だと思いますか?
- 質問4:その理由を教えてください。
- 質問5:塾・予備校を選ぶ際に重視するポイントを教えてください。(複数選択可)
- 質問6:「学習管理やコーチングを重視した予備校」にどの程度魅力を感じますか?
- 質問7:その理由を教えてください。
- 質問8:コーチング型の塾・予備校に対して、不安に感じる点はありますか?(複数選択可)
- 質問9:仮に「授業+コーチング(学習管理・定期面談)」がセットになった予備校があった場合、利用を検討したいと思いますか?
- 質問10:その理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
CONTENTS
- 1 質問1:「コーチング」という言葉をご存じですか?
- 2 質問2:教育や受験における「コーチング」にどのようなイメージをお持ちですか?(複数選択可)
- 3 質問3:子供の学習において、「学習管理や伴走サポート(コーチング)」はどの程度重要だと思いますか?
- 4 質問5:塾・予備校を選ぶ際に重視するポイントを教えてください。(複数選択可)
- 5 質問6:「学習管理やコーチングを重視した予備校」にどの程度魅力を感じますか?
- 6 質問8:コーチング型の塾・予備校に対して、不安に感じる点はありますか?(複数選択可)
- 7 質問9:仮に「授業+コーチング(学習管理・定期面談)」がセットになった予備校があった場合、利用を検討したいと思いますか?
- 8 まとめ
質問1:「コーチング」という言葉をご存じですか?
まず、教育現場で使われる「コーチング」という言葉の認知度について調査をおこないました。

結果は「聞いたことはある」が37.0%で最も多く、「言葉は知っているが、詳しくはわからない」が20.5%、「内容まで理解している」が9.0%となりました。一方で「全く知らない」と答えた人も33.5%に上りました。
コーチングという言葉を何らかの形で知っている人は多くいましたが、内容まで理解しているのはわずか9.0%にとどまり、具体的な中身までは把握していない保護者が多いことがうかがえます。
保護者の皆さまにとって、コーチングの中身を知ることが、塾・予備校選びの重要な判断材料になるのではないでしょうか。
質問2:教育や受験における「コーチング」にどのようなイメージをお持ちですか?(複数選択可)
続いて「コーチング」という言葉を知っている方に、教育や受験における「コーチング」のイメージを聞いてみました。

最も多かったのは「子どものやる気を引き出すサポート」で61.0%でした。
次いで「学習計画の管理・指導」が44.1%、「メンタル面のサポート」が39.0%、「講師が主体的に教えるというより伴走するイメージ」が30.5%と続きます。
6割以上の保護者がコーチングに「子どものやる気」の要素を期待していることがわかります。単に知識を教えるだけでなく、子ども自身の意欲や主体性を育てるサポートが求められているといえるでしょう。
質問3:子供の学習において、「学習管理や伴走サポート(コーチング)」はどの程度重要だと思いますか?
続いて、子どもの学習において「学習管理や伴走サポート(コーチング)」がどの程度重要だと思うかを聞いてみました。

「非常に重要だと思う」が21.0%、「やや重要だと思う」が39.0%で、合わせて60.0%の保護者が重要性を感じていることがわかりました。「あまり重要だと思わない」は8.5%、「全く重要だと思わない」は2.0%にとどまっています。
なお「わからない」と回答した方も29.5%おり、コーチングという概念自体にまだなじみがない層も一定数存在しています。
質問4では、重要だと考える理由について具体的に聞いてみたので、一部紹介します。
・子どもはまだ自分に最適の学習方法や学習時間などを自分で知らなかったり考えたりできないことがあるから。(30代・女性)
・子どもだけで学習計画を立てるのは無理だから(40代・男性)
・一人で頑張るのは結構難しい。大人でも伴走してもらう方が能力が伸びるから(40代・女性)
・どう勉強していいかわからないとか、行き詰まった時のアドバイザーとして必要と思う(50代・女性)
・信頼関係につながるし、勉強に向き合う生活スタイルに変わりそうだから(50代・男性)
・むしろそのために大人がいると思うので(50代・男性)
「子どもだけで学習計画を立てるのは難しい」「伴走があるからこそ力が伸びる」という声が多く見られました。受験という大きな目標に向かうとき、知識の指導だけでなく、計画の立て方や学習への向き合い方まで支えてくれる存在が求められていることがわかります。
質問5:塾・予備校を選ぶ際に重視するポイントを教えてください。(複数選択可)
続いて、塾・予備校を選ぶ際に重視するポイントについて聞いてみました。

最も多かったのは「通いやすさ(立地)」で59.5%でした。
僅差で「授業の質」が56.5%、「講師の実績・信頼性」が55.0%、「料金」が53.0%と続きます。
上位4つはいずれも5割を超え、保護者が「立地」「授業の質」「講師への信頼」「料金」という複数の条件を総合的に判断していることがうかがえます。
質問6:「学習管理やコーチングを重視した予備校」にどの程度魅力を感じますか?
続いて、「学習管理やコーチングを重視した予備校」に対してどの程度魅力を感じるかを聞いてみました。

「非常に魅力を感じる」が21.0%、「やや魅力を感じる」が53.0%で、合わせて74.0%が魅力を感じていることがわかりました。「あまり魅力を感じない」は21.5%、「全く魅力を感じない」は4.5%でした。
質問7では、魅力を感じる理由について具体的に聞いてみたので、一部紹介します。
・親だけではカバーできない部分があると思うから。(30代・女性)
・一緒に目標に向かって頑張ってくれそうだから(40代・女性)
・なぜ勉強が必要なのかという根本的な意味を教えてくれそうだから(40代・女性)
・分析して合格に導いてくれそうなため(50代・女性)
・生徒の理解度に応じた対策を取ってくれそうだから(50代・男性)
・学習管理がしっかりしている予備校なら、娘を安心して通わせることができるから。(50代・男性)
家庭学習のサポートに限界を感じている保護者にとって、一人ひとりの理解度に合わせた指導や、「なぜ勉強するのか」という本質まで踏み込んだ関わりができるコーチング型予備校は、単なる学習塾を超えた「総合的な教育パートナー」として期待されているようです。
質問8:コーチング型の塾・予備校に対して、不安に感じる点はありますか?(複数選択可)
続いて、コーチング型の塾・予備校に対して不安に感じる点についても聞いてみました。

最も多かったのは「料金が高そう」で42.0%でした。
次いで「子どもに合うかわからない」が35.0%、「講師・コーチの質にばらつきがありそう」が34.5%、「本当に成績が上がるのかわからない」が27.5%と続きます。
やはり料金面がいちばんの懸念事項です。
また、コーチングの効果はコーチと子どもとの相性に大きく左右されるため、「子どもに合うかわからない」「講師の質にばらつきがありそう」という声も多く挙がりました。
こうした不安を解消するためには、無料体験や面談の機会を設け、入塾前に相性を確かめられる仕組みが重要だといえるでしょう。
質問9:仮に「授業+コーチング(学習管理・定期面談)」がセットになった予備校があった場合、利用を検討したいと思いますか?
最後に、仮に「授業+コーチング(学習管理・定期面談)」がセットになった予備校があった場合、利用を検討したいかどうかを聞いてみました。

「ぜひ検討したい」が7.0%、「条件次第で検討したい」が52.0%で、合わせて59.0%が利用を検討したいと回答しました。「あまり検討しない」は25.5%、「全く検討しない」は15.5%でした。
質問10では、検討したいと思う理由について具体的に聞いてみたので、一部紹介します。
・費用面が一番気になるから。(30代・女性)
・定期的に面談があると情報を共有しやすそうだから(40代・男性)
・自分の子どもに合うかどうかはわからないので ある程度体験してみないとわからない(40代・女性)
・費用や講師との相性によるが、学習に向き合う姿勢を身に付けられそうだから(50代・男性)
・話を聞いて、条件が親子で合えば良いと思うから。(50代・女性)
・具体的な内容を知ったうえで利用するかを判断したいので(60代・男性)
多くの保護者が前向きな関心を持ちつつも、費用や講師との相性など具体的な条件を見極めたうえで判断したいと考えていることがわかります。
定期面談による情報共有をメリットに感じる声もあり、子どもの学習状況を「見える化」できる仕組みへのニーズの高さがうかがえます。
まとめ
今回の調査では、保護者の6割が学習管理や伴走サポート(コーチング)を「重要」と回答しました。コーチングを重視した予備校に74.0%が魅力を感じ、「授業+コーチング」がセットになった予備校を検討したいという方も59.0%に上っています。
一方で、料金面や講師との相性に対する不安の声も多く、「条件次第で検討したい」が過半数を占めました。コーチングの認知度も、内容まで理解している方は9.0%にとどまっており、指導内容やその効果をわかりやすく伝えることが今後の課題といえるでしょう。
費用対効果が明確に伝わり、体験を通じて相性を確かめられる仕組みが整えば、コーチング型の指導は今後ますます多くのご家庭に選ばれる存在になっていくのではないでしょうか。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERと【徹底比較】東京の医学部予備校おすすめ7選! 運営事務局による調査」である旨の記載
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